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子どものお友達やその親御さんとの関係

新年度がスタートすると、環境が変わるので、気がかりなのは人間関係ですよね。
今回はお二人の方が、みんなと同じにできない歯がゆさや、少しでもみんなに近づくための工夫、障害を理解してもらうことなど、戸惑うことも、嬉しいことも、ありのままに書いていただきました。
私たちも、ママさん同士、そしてお子さんのお友達とも、気負わずに穏やかな関係を築いていけたらいいですね!

●子どもの友達の親との付き合い

千葉県 T.Kさん


私の家族は、主人と2人の息子と私の4人です。私以外は健常者です。
 私は未熟児網膜症で、小さい頃から左の視力はなく、右が0.1だったのですが、二人目を出産したぐらいから急に悪くなり、今は0.02で視野も10度になってしまいました。

さて、テーマとは若干ずれるかもしれませんが、ちょっと書いてみます。
長男が小学校に上がるのを期に、市内ではありましたが、引っ越しをしました。
そのためお友達作りは一からになりました。子どもの方は余裕でどんどん打ち解けていきましたが、引っ込み思案な私の性格が心配だったので、小学校の父母のボランティアでやっているサッカーチームに入ることにしました。

低学年の頃は主人が土日の練習のお手伝いコーチをしていて、私はたまに見に行く程度でした。
ところが、主人の方も中学年になると体力も持たず、仕事も忙しくなってしまい、幽霊コーチになってしまいました。
このサッカークラブは、父母の協力で成り立っているので、役員やコーチなど「一家庭一つは何かやる」という暗黙の了解がありました(そのため月々1,500円という低価格でした)。
預けっぱなしの親だと、「ここは託児所じゃない!!」と怒っている人もいて…。
私も、何かできないかとパソコンを覚えて、「会計やります!」と言ったのですが…
案の定「役員は困る…」と遠まわしに言われ、『私だって親なのに…』と、悔しい思いをしました。
他の保護者の方々は、主人を私の保護者みたいに思っていて、私ができないんだから「ご主人にやってもらえばいいのに…」と言われたときは、かなり辛かったです。
こんなのもうイヤだと思い、子どもに「チームを辞めるかもしれない…」と話をすると、子どもは「辞めるのはいや!!続けたい!!」と言いました。
そこで、私もちょっと思い直して、私にできることをいろいろ考えてみました。
他の保護者とは視点を変え、『チームの役に立てること』を考え始めました。
そしたら…当番制でやっていたユニフォームなどの『汚れ物の洗濯』があることに気付きました。
早速、役員さんに「ユニフォームの洗濯を私にさせてほしい!」と伝えると、快く了解していただき、それからは自分も子どもも後ろめたさもなく、楽しく通えるようになりました。
主人がいないとできなかった試合当番も、みなさんが「いつも洗濯してくれているんだから、当番からはずすね」なんて言ってくれたときは、本当に嬉しかったです。
今考えると、見える人に合わせることばかり考えていて、遠回りばかりしていたんだと思います。
 まだまだ迷惑をかけているという気持ちがあって、お母さんたちとフレンドリーに話をするのは苦手です。
でも、子どものためにがんばっていきたいと思っています。
これからもいろいろと問題が出てくるとは思いますが、「かるがもの会」に入会して、本当に心強くなったので、何があっても頑張れると思います。

● 友達とその家族との関係

大阪府 O.Hさん


私の家族は、網膜色素変性症で光覚のみ、視野は中心付近にしか無い私と、多発性硬化症で弱視の主人、2005年3月生まれの長男、2007年11月生まれの次男の二人の息子たちの4人です。
2009年12月まで、子どもたちは近くの公立保育園でお世話になっていました。
これは、その当時のお話です。

その当時は、ヘルパーさんと一緒に保育園への送迎をしていました。
それが他の子たちには不思議なようで、「なんで二人で来てるの?」と聞かれることがありました。
他にも「その棒(白杖)、何するもの?」、「(杖持ってて)おばあちゃんみたい」などなど、いろいろ言われたりもしましたが、その時々でちゃんと答えるようにしていました。
夕方、子どもたちを迎えに行ったとき、声をかけてきた子には、「え〜っと、誰ちゃんだったっけ?」と聞くようにしていました。
そうすることで、声をかけてきた子の名前と声を覚えることができました。

当時の長男のクラスのお友達は、みんないい子ばかりで、少し発達の遅い長男とも仲良くしてくれていました。
もちろん喧嘩もしますが、保育園でお友達と遊べるのが嬉しいようで、毎日楽しそうに登園していました。
いろんなお友達と関わっていく中で、長男もずいぶん成長しました。
本当に保育園に通わせてよかった〜と、感謝しています。
 次男のほうは、同じクラスのママさんたちとはよくお話させていただいていました。
二人とも、やることが半端じゃなく派手なので(特に次男!)、お友達に怪我をさせてしまわないかと心配だったので、保護者の方々とは、できるだけ仲良くして、気まずい雰囲気にだけはならないよう、気をつけていました。 
 私の方ですが、「友達」とまで呼べるようなママさんはいませんでしたが、病院やスーパーなどで私たちを見かけたときは、たいていのママさんが声をかけてくれて、しばし立ち話をしたりしていました。
当時の保育園では、「母会」や「父会」と称した飲み会があり、都合がつく限り参加していました。
子どものことや旦那さんのこと、普段の生活のことなど、いろんな話をして、とても盛り上がりました。
時間を忘れるほど、すんごく楽しかったです♪
みな、私の障害のことなんて全然気にしていない様子で、かえってそれがよかったです。
みなさんとてもよくしてくださったので、本当にありがたかったです。

最後に、待っているだけでは友達なんてできるはずもないし、話をしてみなければ何も分からない。
もしかしたら変な誤解をされたままになっているかもしれない。ですよね?
子どもたちも、私たち親も、すてきな友達に出会えるよう、これからもできる限り園行事に参加して、私たちのことを理解していただけるよう、努力していきたいと思っています。

(かるがも新聞 2009年4月号より抜粋)


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