災害・被害・避難体験談

かるがも親子のイラスト

災害・被害・避難体験談


災害について


参考:

赤ちゃんのミルクは液体タイプも販売されています。お子さんの場合、脳の成長に糖分が欠かせません。
非常時には、3歳児でもフォローアップミルクを飲ませたというお話もあります。

羊羹は、日持ちする上に、糖分が多いため腹持ちも良く、非常食に向いているそうです。
日頃から、食べ慣れたお菓子などを備えておくと、子どもは拒絶しないで安心して食べてくれます。

2019年 9月の台風15号で学んだこと ~MLより~


2019年 9月の台風15号で、2日間断水になったC県T市に住んでいるSです。
我が家は、幸いに停電にもならず、屋根瓦も落ちず助かりました。築40年の古い家ですが、北東端の場所でよかったのかもしれません。

場所によっては細くてくねくねした道路のせいで停電からの復旧が遅れているところもあれば、南側が開けている家では、屋根瓦やトタン性の物も飛ばされていました。
南側の窓が割れた家もありました。雨戸やシャッターをしても窓ガラスが割れることもあるようです。

窓の内側には漢数字の三のように、上下と真ん中に、テープを真横に貼るだけでも割れた時の飛散防止になるようです。
窓ガラスなどが割れることも想定し、押し入れなど破片が飛んでこない場所に避難し、靴も近くに置いておくと良いそうです。

降水量が多くなると、ベランダにある排水溝などに落ち葉などのゴミが溜まっていて塞がれてしまい、2階の部屋に水が入り床が抜けた家もありました。


2019年10月の千葉県豪雨の体験


当時、大学1年の娘は、次の土日が学園祭だったため、前日準備ということで授業はなく、大学側も天候を見て、午前中は自宅待機、午後3時から室内の準備のみやってよいと言う指示があったので、自宅で様子を見ていました。
すると午後になって雨がひどくなり、電車も路面バスも運休になってしまい、娘はじたくから出なくて済みました。

当初は、夕方頃に雨が小降りになれば、夜9時頃には線路点検なども終わり、電車もバスも開通すると思っていました。
ところが記録的な豪雨となり、軒並み各地で避難勧告や指示が出て、結局電車が運行開始するまでに、早いところで次の日のお昼くらい、時間がかかったところでは、2日後の夕方ごろでした。

駅でアルバイトをしていた、当時大学3年の息子の話では、避難指示が出た場合、解除にならないとその地域の線路点検ができない、
記録的な豪雨になると、線路に敷いてある砂利が流される「路盤流出」になるとのことで、そうなると開通までにかなり時間がかかるそうです。

また、息子の同級生のa君の家は路線バスが通る道に隣接していて、道路が20センチ冠水したため、車が通るたびに家に水が来るとのことで、家族が警察へ依頼して通行止めになりました。
その結果、路面電車も運休、自家用車も送迎できず、a君は、自宅に帰れなくなり、息子のアパートで一泊しました。

ニュース番組では千葉駅はじめ各地に帰宅困難者が出て、学校や、病院、職場では生徒や職員を泊め、ホテルはどこも満室、
空港でも人がたくさん取り残され、レストランなども満席で、市民センターなども避難所として開放されましたが、食事をとるのも大変だったそうです。

息子の同級生のbちゃんがバスを待っていた時、千葉駅からTに帰宅しようとした人で、中間地点のバス停までは行けると言って乗られた人もいましたが、
途中の停留所は、Tに行くのも車で30分くらいかかる距離のところにあり、周りにほとんどお店などもなく、その先どうなったかなと言うことです。
bちゃんはお母さんに千葉駅なら人もたくさんいるし、お店もあるのでそういう場所で待機しているようにと言われてバスには乗らず、千葉駅にいたそうです。

車で千葉駅まで何とか迎えに行ったbちゃんのパパも、ほぼ通行止めのため山道や細い道などをいろいろ走り回り、1時間で来れるところを5時間くらいかけて帰宅しましたが、車は汚れて草なども付いて、bちゃんのパパもぐったりだったそうです。

翌日も電車が止まっていたので、千葉駅のバス乗り場も混雑していて、午前7時の始発を3台に増発させて対応していましたが、乗り切れないほどの人が並んでいて、千葉駅くらいまで車で送迎している人もいました。


今回の教訓としては、亜熱帯低気圧やハイブリット低気圧と言われるような記録的な豪雨が身近に来ると言われたら、不要不急の外出は避け、冠水してきたら、徒歩や車での外への非難はせず、2階など上層階に避難する。
外出先から帰れなくなったら、学校や職場、知り合いの家などに泊めてもらい、落ち着いてから帰宅する。

T市では台風15号で屋根の被害や停電が多かったためか、19号でも避難所へ行く人が多く入れなかったと言う場所もあり、
できるだけ自宅で避難できるように準備するか、親戚や知り合いの家に避難してくださいと言うことでした。

テントなど持っていると、避難所でもプライベートが守れるようです。

自家用車は車種にもよりますが、30センチの冠水でエンジン停止、50センチで車が浮いて流されるそうです。
ですので、車での非難はとても危険です。


 ここからは箇条書きで体験談を書いてみます。



○トイレ関連

・地震などで下水管が破損している場合、トイレは流せません。
・トイレを流せない場合、床に新聞紙のようなものを指揮その上にペットシートのワイド版を1枚敷き、そのうえで用を足して、たたんでポリ袋に入れゴミ袋に入れて処分できる。
・通販では洋式トイレにはめ込み、用を足したら凝固剤で固め、取り外して捨てるタイプの物も売っている。
・お風呂の浴槽に180リットル(浴槽に7文目くらい)で、水洗トイレ(13リットルの水を流すタイプ)は15回くらい流せます。
我が家の場合は、便器の後ろにタンク、レバーで流すタイプだったので、1回流すたびに、直径30cmの洗面器に8分目の水を3杯分バケツにくみ、そこに入れておきました。
水を足さずに流してしまうと、次はバケツ2杯分入れないと流せませんでした。ご注意ください。
・トイレのタンクが床下にあるタイプの場合は、直接便器にバケツ1杯の水を勢いよく流すといいそうです。
・エアコンの室外機のホースからは、運転中は水が排水されるので、ペットボトルをつなげると水をためることができる。作動中であれば、15分くらいで500ミリリットルくらいたまるらしい。
・バケツなどを利用して雨水を浴槽などにためておく。
・我が家では毎日お風呂を入れる前に残り湯を流し、常にお風呂にはお湯をためておくようにしている。



○飲み水関連

・浄水場からは、3階建て以上の建物は、停電になると水を汲み上げられないので断水になる。
・「断水する」と防災無線などで広報されてから、実際に断水するまで数時間あるので、その間に浴槽や洗濯機、バケツやたらい、ペットボトルなどに水を入れておくとよい。
目安は、飲み水で1人12リットルあると、1週間しのげる。
・水の配給場所に行くには歩きや自転車などが良い。車はかなり渋滞し、時間とガソリンがかかる。
・給水は、1人につき500mlのペットボトルが3~4本だった。最初のうちは、来れない家族の分も言えばもらえたが、後半は、1人1本しかもらえなかった。
・給水は、最初は備蓄品のペットボトルで最寄りの小学校などで配給されたが、その次からは、市役所だけに給水場が減り、容器を持参することが必要となった。
午前8時くらいに並ぶと、2時間待ちくらいで受け取れるが、夕方仕事が終わった人々も並ぶと、長時間待つことになるので、日傘など暑さ寒さ対策も必要になってくる。
・停電や断水が長引いてくると、配給や入浴施設に行くにも住所などの身分証明書が必要だったり、名前や住所の記載を求められる。
・配給場所が遠い場合はエコバックなど大きめのカバンや、キャリーバックなどを使用すると良い。
・空いたペットボトルや持ち手のある折り畳みのポリタンクなどあると良い。
・タンクで配給する飲料水は塩素の入った水道水なので、その日のうちに使うようにした方が良い。
・浄水場から排水し始めても、我が家の蛇口から水が出るようになるまで、4~5時間かかり、いつも通り出るようになるまでには12時間かかった。
一斉に使うと再度30%の断水になり、しばらく節水が必要になった。
・排水開始時は汚れた水が出るためお風呂場や、外の蛇口で透明になるまで出し続け、透明になってから他の蛇口を開けるようにする。
トイレのタンクにはできるだけ汚れた水は入れない方が良い。
・造り酒屋には井戸水があるのでもらいに行った人もいた。(これは道路が寸断されなければの話)



○食事関連

・断水だと料理も難しい。3日分くらいは水やお湯だけで食べられるものを常備しておくと良い。
・カップ麺などは、水でも30分経てば冷たくても食べられる。
・非常食のアルファ米は、容器を明ける前に上下にトントンと降ると、乾燥剤やスパイスの袋、スプーンが上の方に上がってくるので、それらを取り除き、スパイス等があれば先に入れ、お湯や水を170cc入れ、よくかき混ぜてジッパーを閉め、お湯なら15分、水でも1時間置くと食べられる。
賞味期限も長いので、常備しておくと良い。
・断水時は、ウェットティッシュ、紙コップ、割りばし、ラップ、ポリ袋、買い物袋等があったので、お皿やお椀を洗わずに済み助かった。
・今回夕方からの断水で、当初コンビニやスーパーは混雑していて、インスタント系や調理済みのものなどはすべて売り切れだったが、停電でなかったため、ガストやピザーラなどの宅配は利用できた。



○入浴関連

・断水が長引くとスポーツジムなどシャワーのある施設などは無料で入ることができた。
・自衛隊が仮設のお風呂を作ってくれるが、タオルや石鹸、シャンプーなどは持参しなければいけなかった。



○停電関連

・停電だと役場も防災無線や災害メールなどを流せない場合があるが、必ず情報や救援物資などがあるので、聞きに行くと良い。
・地域的には停電など治っていても、個人的な引き込み線などが切れていて停電が続くことがある場合は、個々に電力会社に復旧の依頼をしないといけない。
・停電で避難所や知り合いの家などへ非難する場合は、必ずブレイカーを落として(下げて)、通電火災に気を付ける。
・停電が治ったらコンセントや電気系統を確認してもらったりしてからブレイカーを上げ、漏電などしていないか確認する。
・停電だと防災無線が流れないことがあるので、ラジオ番組の設定は地元のfmラジオやnhkのfm番組を聞けるようにしておけばよかった。
今回nhkラジオ第一しか聞けず、被害地域も多いせいか、細かい地域までの案内がわからなかった。
・fmラジオが受信できるものを探したら、ワイドfm機能付きと言う携帯ラジオがあった。二週間くらいで電池がなくなる物があるので電池の予備が必要。
・停電だとガソリンの給油ができない。atmも動かない。買い物などは現金が必要になる。
・停電になるとホテルのオートロックの鍵や電気で動く車庫のシャッター、電気センサーで流すトイレなどは使えない。
・停電が長引くと洗濯物も困る。コインランドリーなども混む。
・発電機は、県で貸し出しができるようだが、ガソリンの給油が必要で、排気ガスの換気をしっかりして、一酸化炭素中毒にならないように気を付ける。
また、給油をするときは1時間くらい発電機を止めて休ませてから動かすと良い。



○電話・ネット関連

・契約住所が被災地域になると、各キャリアがギガ数の上限を失くし、ネット閲覧やSNSなどから情報を見れるようにしてくれた。
・Wi-Fiも、コンビニなどで無料で使えるようになった。
・SNSで地域の状況をラジオなどへ発信してくださった人がいたそうで、被災地の状況が伝わり、行政やマスコミが動いたということで、活気的なSNSの使い方だと感じた。
ガセネタに惑わされないようにするには、公共の記載名の無い情報は信用しないでくださいとのこと。
・公衆電話は、災害時には無料で使用できるので、日頃から場所を確認しておくと良い。
・太陽光で充電できるモバイルバッテリーや乾電池で充電できる充電器、差込口がコンセント型だと便利。
・ソーラー充電で動く扇風機もある(楽天やAmazon、Yahoo!ショッピングなどで販売されています)。



○ゴミ関連

・停電になるとゴミ焼却場も使えず、ゴミ出しができない。生ごみなど臭いが出るものはポリ袋などに入れて保管すると臭わない。
・災害ゴミは、焼却場が復旧ししばらく経ってから開始されるが、搬入には期限があるので確認しておく。罹災証明書などがあると廃棄物の焼却料金が無料になる。



○家屋・周囲の道路関連

・道路をふさいだり、家屋を壊したり電線を切らないように、植木などは4メートル以下になるように剪定しておく。
・4メートルくらいの大きな木が倒れたり、水が溜まり水没してしまうと生活道路が寸断され救助や宅配の車も来れず孤立してしまうため、役場や救助隊などに助けを求める必要がある。
・ブルーシートは薄めのものだと風に飛ばされやすいので、厚めの物が良い。
・屋根瓦が落ちたら、ブルーシートや土嚢、縄を使って屋根屋や大工など資格のある人や消防士や自衛隊の方に応急処置をしてもらう。。
・天井などからの雨漏りを見つけたら、濡れている間に画鋲などで印をつけておくと、後から見てもらう際に、説明しやすい。
・風速50メートルくらいの暴風雨になると、雨戸を占めていてもサッシから雨が染みてくるので、コープの大きいポリ袋(約60センチ×40センチ)などを下に敷き、その上に洗面器やバケツ、深皿などを置いて水がたまるようにした。
・窓の養生テープ跡を取るのには「のり取りクリーナー」と言うミカンの皮の油で作ったスプレー式のものが良かった。スプレーをして5分ほど放置、その後乾いた布で拭くと記載されていたが、ぬらした布で拭いた方がよく落ちた。

3M(スリーエム) のり取りクリーナー NT-220, 220ml, 12缶/箱 | 3M 日本

※ 気になりましたので、商品名で検索してみました、ご参考にどうぞ~

・被災地域が少ない場合は、消防職員が罹災証明書などを持って来てくれる場合もあるが、範囲が広いと残念ながら自ら申請しないと、役場や消防から担当職員は来ないということを知っておくと良いかもしれない。
・罹災証明書対象家屋になるかもしれないので、屋根や壁などの壊れた箇所を携帯やデジカメなどで撮影しておき、役場で申請すると、義援金などが受給できる。
・被災地になると、各都道府県の弁護士協会が無料で相談に乗ってくれることがあるので、活用してみるとよい。特に家屋を修繕する前には相談されることをお勧めします。場合によっては仮設住宅に入居できないこともあるので・。



○地域関連

・地域の防災行政無線の情報が受信できるように、メール受信設定をしておくとよい。
・改めて、ご近所さんや地区会長さん、自治会長さんなどとは仲良くしておくと良い。
・被災地になると詐欺や泥棒の件数が増加する。今回は家屋の被害状況を無料で調査すると言う不審者、屋根にブルーシートをテープで止めただけで18万円も騙し取られた、という詐欺もあった。



この他にも、北海道の地震(胆振東部地震)では旅先のホテルも宿泊できず、発電機のある駅などに避難したとか、
生活用品や食品がスーパーやコープでも欠品があり、困ったと言うお話がありました。

また、非常食のアルファ米などは、数か月に一度食べて、新しいものを補充するようにすると良いとか、
一人暮らしのお子さんに持たせておくと、体調不良やケガなどで買い物に行けない時も重宝するので持たせていると言う話もありました。


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