かるがも親子のイラスト

落語会 & 交流会


2013年11月、東京都中野区で落語家の幸福亭 明楽(こうふくてい めいらく)さんをお迎えし、【落語会&交流会】を行いました。

このイベントを主催してくださった千葉県のS.Sさんに、当日の様子をレポートしていただきました★


笠羽さんと娘さんを囲んでの集合写真です。

写真をクリックすると別ウィンドーに大きく表示できます。
〜 S.Sさんからのコメント 〜

●2013年11月30日の「落語会 & 交流会」のご報告

千葉県 S.Sさん


 千葉県のS.Sです。
 先日の落語会&交流会のご報告です。

参加者は22名(会員8家族、ガイド&賛助会員5名、講師3名(大人18名、子ども4名))ということで、アットホームな感じで開催しました。

 準備委員の3家族は11時過ぎに中野駅北口に集合し、笠羽さんご家族と合流して、会場(中野区障害者社会活動センター)まで向かいました。

 笠羽さんご家族を控室兼会場へご案内して、打ち合わせをしながら昼食をし、私とガイドさんとで午後1時前に中野駅に行くと、
3家族の方々は時間通りに待ち合わせ場所に来られていましたが、1家族の皆さんが20分ほど遅れるとの連絡があり、先に来られていた3家族の方々と会場へ向かいました。

遅れて来られる1家族の皆さんは、ガイドさんに迎えに行っていただきました。

 会場は、笠羽さんのご主人や、かるがも会員のKさんご夫妻のご協力で、スタンバイok!

Y.Sさんに受付をお願いし、遅れてきたOさんご家族も滑り込みセーフ!で、1時30分となり、私の挨拶。

 保育園児の3人も元気に「今日の天気は晴れ!!」と答えてくれて、今日お集まりの方々の行いの良さをたたえ合い、「今日はたくさん笑って行ってくださいね♪(^○^)♪」とお話し、笠羽さんのご紹介を簡単にさせて頂きました。


 【落語家】幸福亭 明楽(こうふくてい めいらく)
本名:笠羽 明美(かさば あけみ)さんからは、
かるがもの会のイベントということでご自分の視覚障害と向き合い、健常者のご主人と息子さん、未熟児で運動障害を持つ娘さんとの子育て話と、
桃太郎の小話をお話しいただきました。

 聞いている皆さんも、「あるある〜!」と、うなずいていました。

私が心に残った言葉は…
その日で妊娠7ヶ月という日に産まれてきた娘さんは、未熟児のため保育器内で4回危ない状況と言われたこともありましたが、
病院の院長先生にも懸命に治療していただいたおかげで、何とか生きてこられ、
「この子は歩くこともできないけれど、たくさんの人に愛されてきたんです♪」と言うこと、
視覚障害者の母と、運動障害の娘は、「最悪の組み合わせだ…(;_;)」と思っていたのに、
娘はお互いがサポートし合える「最高のコンビだよね♪」と言ってくれたということ、
そして「親子3人で【ありがとう!】を笑いに変えて、いろいろな人たちに伝えていきたい!」という言葉に、共感しました。

その場では言えませんでしたが、私の友人は仮死状態で出産し、しゃべれず寝たきりのお子さんがいます。
でもその子は、微笑むことができるんです!

友人は「この子のほほえみが見られるから、どんなに辛い毎日でも頑張ることができるんだよ♪」と教えてくれました。

笑顔は、ありがとうを伝えられるんですよね。
そして私は命さえあれば、出来ることはあると思います。

 娘さんの車椅子落語家「さえずり亭ひばり(笠羽 美穂(かさば みほ))」さんは、マイクを使って一生懸命お話ししてくれました。

本当に笑いのセンスもあり、母とのバトルについては、補足ということで、口ゲンカはバトルではなく「自己主張討論会」だということ。

日本にいたらやりたいことを制限されてしまうので、海外に行きたいと思い、
幸福調査第一位のデンマークへ行き、デンマークの人たちは
「エレベーターやスロープはいらない、自分たちが手伝いながら暮らせばいいんだ!」という文化があり、
《日本もそんな町づくりができるような活動をしたい!》というお話もしていただき、おとぎ話の小話を2つと、桃太郎の落語を1つご披露頂きました。

 とても言い回しが上手で感心し、勇気づけられました。
もちろんみんな笑っていました。

最後は明美さんのご主人、幸福亭 広楽(こうふくてい こうらく)さんの「南京玉すだれ」の登場です!

しっかり、奥さんと娘さんと自分の衣装の解説をしていただき、カセットの曲に合わせて「南京玉簾」をご披露。
見えない私たちにも、本物の南京玉簾を触らせて頂いたり、子どもたちもやらせて頂き、楽しませて頂きました。

 参加者から「健常者のご主人として心がけていることなどありますか?」と言う質問にも、
「始めは片づけなど手伝っていましたが、途中から本人がやらないと本人が困るということで、あまりやらず、手紙や書類などは来たら早めにいらないものだけ処分していくようにしています。」というお答えをいただきました。


かさば一家の「お届け落語」の問い合わせ先
かさば携帯:080-1040-6003まで!


写真撮影のあと、休憩をし、子どもたちには、かるがも恒例の「お手伝いタイム」ということで、
お菓子を配ってもらい、ガイドさんたちにはお茶を配っていただき、お茶とお菓子を食べながら、自己紹介とおしゃべりを1時間くらいして、解散となりました。

皆さんの感想には、「ひばりさんのお話もとても魅力的で、明楽さんのお話もとてもよかったし、ご主人も控えめにサポートしていて、3人のファンになりました♪」
「色々な繋がりができました★」
「参加者同士でおしゃべりできるのはとても良い!」
「子ども同士でも遊べて楽しかったぁ〜♪」
「また参加しに来ます!」など、準備委員にも感謝のお言葉をいただきました。

笠羽さんからも
「Sさんを初めとして、当日かかわってくださいました皆様に感謝いたしております。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。本当に有難うございました。」というメールをいただきました。

 準備委員も、「みんなに喜んでもらえると、またやってもいいねぇ〜」という気持ちになります。

 笠羽さんご一家、ご参加いただいた皆さん、そして元気に盛り上げてくれた子どもたち、お手伝いいただいたガイドさん、準備委員の皆さん、本当にありがとうございました★
また、お願いしますね!!


トップページへ戻る
イベント紹介のトップへ
マザーズストーリーワークショップのページへ

ご入会・その他のお問い合わせはこちらをクリックしてメールフォームからお願いします。


※ 万が一、お問い合わせフォームからメール送信がうまくできない場合は、以下のアドレスをお使いのメーラーの「宛先欄に貼り付けて」送信してください。

● 送信先アドレス:
karugamo##lifejp.net

《 注意! 》
上記アドレスをコピーしてお使いのメーラーのアドレス欄に貼り付け後、
「##」を「@」に書き換えて送信してください。
※ そのままではエラーになってしまい、送信できません!

* メール送信後、5日以内に当会からの連絡がない場合、送信エラーやメールアドレス入力エラーの可能性があります。
その場合、お手数をおかけいたしますが、上記手順にて再度お問い合わせいただきますようお願いいたします。

ページ掲載の文章や画像の無断転用を硬く禁じます。
Copyright © 2010 karugamo All Rights Reserved.

個人情報保護方針はこちら