かるがも親子のイラスト

かるがも相談員主催イベント「育自の魔法」

去る2011年12月10日、「育自の魔法」という、かるがもの会始まって以来の “かるがも相談員主催イベント”が行われました。

企画立案からイベント当日まで、かるがも相談員の方々を始め、このイベントの趣旨・企画に賛同し、協力してくださったファミリーツリーの方々には、イベント開催までの間、いろいろとご苦労もあったようですが、皆様方のご協力により、無事イベントを開催し終えることができました。

その当時のご苦労や感想などを、元相談員のF.Sさんと、現相談員のS.Kさんに、 それぞれ書いていただきました。

★ 「育自の魔法を終えて」

神奈川県 S.Fさん(元かるがもの会相談員)

 皆さんこんにちは!神奈川県在住のS.Fです。

 まずは、12月10日のイベントにご参加くださった皆さん!素敵な時間をありがとうございました☆

 また、今回このイベントを開催するに当たり、共に準備を進めてくださったかるがも相談員のお二人、
そして、会場の確保などさまざまな部分でご尽力くださった、かるがもの会事務局のWさんをはじめ かるがも役員のみなさん、本当にありがとうございました!

 それから、みなさんからいただいた数々の応援メッセージも、とってもとっても嬉しかったです♪
みなさん、本当にありがとう!

 当日の様子については、すでに千葉県のS.Sさんと東京都品川区のK.Sさんから詳しくご報告いただきましたので、私は少し違う角度から今回のイベントを振り返ってみたいと思います。

少しばかり長くなってしまいますが、もしよろしければしばらくの間お付き合いいただけると嬉しいです。

 今回のこの「かるがもの会での育自の魔法」は、実は私の中では、2011年の初旬からすでに始まっていました。

と言ってもその頃は、まだまだ漠然と
「かるがものみんなにも育自の魔法を体験して欲しいなぁ〜」
と思っている程度だったのですが、その事をファミリーツリーのメンバーでもある友人に話したら…
「ぜひやってみなよ!」と言われ…
すっかり調子に乗ってしまった私は、同年6月に行われたファミリーツリーの総会の席で
「今年中にかるがもの会で「育自の魔法」をやります!!」 と宣言してしまったのです…。(苦笑)

そこでまたまたみんなから暖かい応援メッセージをいただき、ますます調子付いた私はその勢いのまま、かるがも相談員のお二人に
「かるがも相談員主催イベントとしてこの企画をやってみない?」と提案。

心の大きなお二人は二つ返事で快く承諾してくださいました。

こうして正式に
「かるがも相談員主催イベント」としての“育自の魔法”開催」が決まったのでした。

 イベントに向けて本格的に動き始めたのは、まだまだ暑さの残る2011年8月のことでした。

 まずは、私と共にリードをしてくれる「リーダーさん探し」からスタート!
(育自の魔法は単独リードで行うこともありますが、通常は二人のリーダーのダブルリードで行うのが一般的なのです)

 最初にお声をかけたのは…この育自の魔法の産みの親のH.Yさんでした。
彼女からはすぐにOKをいただくことができたので、これで一安心☆と思ったのもつかの間…
急に彼女の都合が悪くなってしまい、急いで代わりのリーダーさんを探さなくてはならなくなるという「プチハプニング」もありつつ、
最終的にはAちゃんと言うすてきなリーダーさんが手を上げてくださって、いよいよここから本格始動!
それが9月の半ばくらいでした。

 かるがもの会でこの育自の魔法を開催すると言うのは、私たちかるがも相談員にとってもかなりのチャレンジでしたが、同時にファミリーツリーにとっても大きなチャレンジでした。

特に、「どんな風にしたら目の見えないみなさんにもこの育自の魔法を充分に楽しんでいただけるのか…?」
それがとっても不安だったみたい。
(って言うか、それまでに私は何度もこのワークショップに参加してるのに、それについてはみんな何にも意識してないんですよね…
私も一応〈視覚障害者〉なんだけどなぁ〜…笑)

 とにかく、これまでHさんやファミリーツリーのみなさんが大切に大切に育んでこられた 育自の魔法の魅力 はそのままに、
見えないあるいは見えにくい方にも参加していただきやすいワークショップを作りたい。
それがみんなの共通の思いでした。

 とまあそんな訳で、Aちゃんと私の二人で、時にはサポーターの方にも加わっていただいたりして、
ワークの内容やその進め方、振り返りの方法やその際の細かなやり取りの仕方にいたるまで、
何度も何度も検討を重ね作り上げたのが今回の「育自の魔法かるがもバージョン」だったのです。

そんなわけですので、今回に限って言えば育自の魔法初リードの私より 大ベテランのAちゃんの方がず〜〜っと緊張していたんじゃないかなぁ・?(笑)

 そうして迎えたイベント当日。
参加してくださったみなさんのおかげでとってもとっても良い場になりました☆

 このイベントの開催はゴールではなくて、ここからが始まり、それが、私たちスタッフが共に握っていた思いでした。

これはかるがもの会やファミリーツリー、そして私たちスタッフにとってと言う事もありますが、
それ以上に、このワークショップが参加してくださるみなさんお一人お一人にとっての小さな「始まり」になって欲しいと言う願いがこもっていました。

なので、ワークショップの終わりにみなさんから
「これからこう言う風にしてみたい!」
「こんな事もやってみたい!」
と言うお話をたくさん聞かせていただけて、胸の置くに熱い物がこみ上げてきました。

あの場でも言ったのですが、たぶんあそこにいた人たちの中で、いっちばん得をしていたのは、間違いなく私だったと思います。

 また、今回のイベントでは、ワークショップの会場もそのあとのランチ会の会場も、どちらも駅から近く、とってもい心地の良い所でした。

会場探しと手配にご尽力くださった、役員のWさんと点訳サークル「さざんか」のみなさんに、心から感謝☆

 それから、ランチ会会場となったお店との交渉を一手に引き受けてくださった品川区のKさん、
子どもたちへのプレゼントやサポーターの方々へのお礼を準備してくださったCさん、
ワークショップの間子供たちのめんどうをみていてくださった託児担当のサポーターの方々。
準備の段階から当日の移動の際の誘導、ワークショップ内のサポートまで、さまざまな場面で気持ちよく手を貸してくださった、ファミリーツリーのみなさん。

今回のイベントはこんなみなさんのお力なしには実現しなかった。

 私の中に点った「やってみたい!!」というちっちゃなちっちゃな火種が、こんなにもたくさんの方々の力でこんなにも大きな「結果」となりました★

これって本当にすごい事だと思うし、私の回りにはこんなにもすてきな人たちが、こんなにたくさんいてくださっている幸せを、今回の事で改めて実感させていただきました。

みなさん本当に本当にありがとうございました(^O^)


育自の魔法コメント

東京都 K.Sさん

 皆さんこんにちは!東京都品川区在住のK.Sです。

千葉県のSさんに引き続き、私も「育自の魔法」に参加しましたので、感想を書きたいと思います。

 今回は、ボランティアさんも含めると27人と、かるがもの会としては、久しぶりに大勢の人が集まった行事となりました。

なにしろ、当日のキャンセルが【ゼロ】と言うのはとてもすごいことです。

育自の魔法は本当に「魔法」と言うだけあって、不思議にワークショップが終了する頃には腹の中から元気が出る感じと言うか、背筋がぴんと伸び、知らず知らず存在感が出ているというか。

私の個人的な感覚の変化はこんなでしたが、参加された皆さんもすごくきらきらと輝いて感じました。

普段は決められた役割を果たすことに必死で、私自身を深く見つめるなんてなかなかできません。

「私ってこんな人だったんだなぁ〜」とか、「あぁ・・このこと認めてあげてもいいんだなぁ」とか、
誰かが「○○しなさい!」と言って指導しているわけではないのに、スーッといつの間にか、くしゃくしゃしたところから生き生きしたところに気持ちが摩り替わったような、不思議な力に満ちていました。

まさに「魔法」だわー!!(笑)

お昼も中華を食べながらわいわいがやがや☆
すごく話も弾んでいたように思いました。

 実は、「相談員主催イベント」ではありましたが、全面的にFさんのご経験を生かして作り上げていただいた今回の企画でした。
大きなチャレンジにちょっとだけですがお手伝いできてうれしかったです♪

今後はスカイプでの開催もどうかななどと言う話も出ているようで…今からとても楽しみです(^O^)


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